かつて、結婚とは何か?という記事を書いています。(「結婚とは何か?」参照)
その際の、「結婚」の要件ですが、
① 社会的に承認された
② 継続的な性的結合を基礎とした
③ 経済的な結合である
この3要件が整って、初めて結婚しているという状態になると書いています。(法律上の婚姻関係とは違います。)
しかし・・・・・最近では、同性婚を認めろとか、何とかジェンダーとか、わけのわからない言葉が出てきて、NHKも、まともにテーマにしています。
そこで、最近は、「結婚」という言葉の定義が変わってきているのかな?と思い、今日のコラムと相成りました。
2015年6月26日、アメリカの連邦最高裁の判決により、アメリカ全州で同性婚法案が可決されたことが分かりました。法律による、「同性婚禁止は違憲」というものです。
むむむ・・・・・・結婚とは????
こういった現象を見てみると、どうも、最近の傾向としては、法律上の結婚をもって、「結婚」とする傾向が強くなってきているのでは?という気がします。
同性婚の人たちの主張を、良くは知りませんが、同性婚であっても、社会が認めて欲しいということなのでは?という気がします。
そうであれば、相続、税制優遇、財産権とか、具体的には、色々な問題が発生するのでしょうが、基本的には、認めてあげてもいいような気もします。あくまで、法律上のことですが・・・・
しかし、生物の世界で、結婚と言えば、同性婚など有り得ず、結婚=性行為による種の保存と捉えるのが普通です。
古代に、何故、オスとメスができたのか?という疑問は、優性原理による、より強い種の継承のために、元々は、なかった仕組みに、オス・メスの結合による種の継承の仕組みができたというのが、現在の定説になっています。
ですので、生物学上は、種の継承のできない同性婚など有り得ないということであって、それが、当たり前になれば、当然のことですが、その種は滅びてしまうことになります。
これまで、人間を含むあらゆる生物は、自分たちの種の継承のために、苦労してきたわけです。色々な進化や、変化によって、種を繋いできました。
その仕組みとして、「結婚(つがいになる)」があるわけで、法律上のことは、どうでもいいような気がします。
国によっては、同性カップルに「結婚に相当する関係」を認め、「パートナーシップ」と読んでいるところもあるようです。
「結婚」という定義が曖昧になるのを防ぐためには、このような違った名称で、法律上、「結婚」と同様である仕組みを作ってあげれば良いような気がします。もちろん、悪意がなければという条件付きですが・・・・・(悪の温床ができる可能性も大のような気もしますね。)
いずれにしても、悪用されやすいシステムのような気がしますので、悪用されない仕組みは、きちんと整備してもらいたいものですし、権利の裏には、必ず義務が発生するということを、きちんと理解していただきたいものだと思っています。
そして、こういった議論がある際には、もう1度、「結婚とは何か?」を、しっかり考えていただきたいと思っています。
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