モロッコなど、マグリブ(北アフリカ)地域の鍋料理に使われている素焼きの土鍋で、とんがり帽子のような形の蓋が特徴的です。
最近、ちょっと嵌っていて、オリジナルのレシピを考えてみたりしています。(笑)
タジン鍋は、基本的に、蒸し料理に向いていて、材料の中の水分で調理するため、油を必要とせず、栄養も逃げにくいとされています。

日本で作られているタジン鍋は、ほとんどが陶器製で、日本では、無水調理に慣れていないため、水を鍋に入れてしまうため、噴きこぼれ対策で、蒸気抜きの穴が開いているものがありますが、本来のタジン鍋には、蒸気抜き穴はありません。
そして、こちらが、私の作った広島お好み焼き風やきそばです。

実は、全く焼いていませんので、焼きそばではなく、蒸しそばです。(笑)
広島お好み焼きは、「重ね焼きの美学」を追求した、蒸らして焼くお好み焼きです。
その原理を応用して、下から、蒸しそば、キャベツ、もやし、天かす、豚肉を重ねて、電子レンジで、5分程度チンして、蒸し上げるものです。
材料が蒸し上がったら、天下の宝刀、「カープお好みソース」と、かつお節を掛けて、掻き混ぜます。(全国的には、「おたふくお好みソース」が有名ですが、地元にこだわる人は、「カープお好みソース」です。(笑))
お好みで、生たまごを真ん中に入れて、再度、3分程度チンします。最後に、青のりを掛けたものが、写真のやきそばです。
野菜がたっぷり入っていて、しかも、ノンオイルで、ヘルシー・・・・・
味は、まさしく広島お好み焼きと同じ味です。
簡単に言えば、小麦粉で作る生地が蓋のようになって、蒸し焼きになるのが、広島お好み焼きで、この小麦粉の生地の代わりをしているのが、タジン鍋だということです。
調理の原理さえ知れば、レパートリーは、どんどん増えてくるはずです。今後も、タジン鍋を使ったレシピを増やしていきたいと思っています。
尚、詳しいレシピやうんちくは、ともさんのこんなことやってみた!の、「タジン鍋で、広島お好み焼き風焼きそばを作ってみた件」を、ご参照ください。
追記 : 1週間前にペットボトルに入れ替えた浅葱(あさつき)が、こんなに成長しました。お味噌汁にちょっととか、使えそうですね。


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