近年、内部告発により、多くの偽装行為が、マスコミを賑わせています。特に、ご熱心なNHKは、ニュースネタに困ることなく、ニュースの編成が出来ると喜んでいるかと思いますが、その一方で、大変多くの方々が迷惑を受けているのも事実です。
「船場吉兆」は、ついに民事再生法を申請して、倒産しました。「ざまぁ見ろ!」、「偽装していたんだから、当たり前」なんて言っている人は、他人事ですから、それでいいのでしょうが、他人事ではない人たちも、結構いるのです。
従業員の方々、大家さん、そして、一番痛いのは、債権者でしょうね。船場吉兆のメインバンクは、債権放棄を迫られるでしょうし、大阪も、納税額がすくなくなって、税収減になるでしょう。
日本製紙グループ(3893)の再生紙問題では、もっと現実味をおびた影響が出るかもしれません。コピー用紙やノートがなくなるのです。今、ふんだんに使っているコピー用紙がなくなったら???と思うと他人事ではなくなるのではないでしょうか?
不正をしているのは、全製紙業ですから、本当に厳しく、ルールの通りに直すまで、製造・販売を停止させられたら、本当に、コピー用紙は、当面、市場から消えてしまうことになります。
それだけ、影響力の大きい問題ですから、厳しくは規制しないと思いますが、「船場吉兆」や「赤福」の時と同じように、マスコミが、叩けば、日本経済全体に影響する大問題になるはずです。
すでに、アスクル(2678)や、コクヨ(7984)への影響は、必至ということで、株価は、軟調に推移しています。
「赤福」問題、「ミートホープ」問題、「ミスタードーナッツ」問題、「マクドナルド」問題、「比内地鶏」問題、「みやざき地鶏」問題、「白い恋人」問題、「再生紙」問題、実は、どの問題をとってみても、実害を受けた人は、一人もいないのです。
偽装したことにより、「健康被害が発生した」とか、「質の悪いものを、高く買わされた」といったことになると問題ですが、私は、「被害者ゼロ」問題を、何故、マスコミをはじめとする人たちは、悪玉として叩く潰すのだろうか?と、私は、不自然に思っています。
昔、「食肉偽装」問題として、外国産牛肉を、国産牛肉と偽って申請して、国の補助金を不正に取った事件がありましたが、これは、重大な犯罪で、我々納税者が被害者ですから、当然厳しく罰せられ、その結果、その企業が倒産するのは、「仕方がないこと」なのだと思います。
しかし、「被害者ゼロ」の問題によって、企業が倒産したり、大変多くの関係者にまで、影響して、「とばっちり」を受けている人が多いというのは、どうか?と思うのです。
内部告発をする人は、他人事で、自分に被害が及ばない人ですから、「正しいことをしている」と自分で、思われている人ですが、そのことによって多くの人たちの生活に、影響が及ぶということは、考えていないのではないでしょうか?
今、表示偽装で問題になっている程度のことであれば、誤ったと指摘されていることを、正しく直せばいいことです。現在の法律の主旨は、そういうことになっています。ですから、罰する法律がないのです。そこで、本来の目的とは別の法律を、それらの事象に当てはめて、罰しようとしていますから、不自然さが出てきます。
私は、おかしな現象だなと思います。
私は、もっと、受け取る側が、注意深くなることが、必要だと思います。「納豆を食べるとダイエットになる」、中国では、「段ボール入り肉まんを食べている」、「比内地鶏で作った燻製が、100円台で買える」・・・・、自分で考えれば、「ありえない」と思うことが、表示してあるからとか、有名な番組で放送されたから、という自分で判断をすることから逃げる口実でかき消されているのは、どうかな?と思います。
「赤福」のお店で、「この赤福、解凍ものでしょう。味でわかるわよ!、値引きしなさい!」と言えるようなおばさんだらけになってもらいたいものだと思っています。
ちなみに、多くの和菓子の材料は、解凍ものなんですよ。
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