今回は、グレーゾーン金利の撤廃で、大きな影響を受けた、クレジットカード業界と、消費者金融業界です。

上のチャートは、3月の株主優待銘柄で、人気の高いプロミス(8574)の株価です。
8000円台の株価が、2年のうちに、3000円まで落ちています。
2年前までは、大手の銀行までが、消費者金融の持っている顧客情報が欲しくて、次々とグループ化していった業界です。
今では、武富士を除いて、大手銀行系列に入っています。
世論では、「消費者金融は、低金利であることをいいことに、高金利で金を貸して大儲けをしている。低金利で銀行が貸さないから、高金利の消費者金融へお金を借りたい人が、手を出している。こんなに儲かっているのだから、金利の上限を下げるべきだ。」ということで、マスコミをはじめ、日本人の得意技である、「出る釘は、たたく」という論理になったわけです。
クレジットカード業界は、その煽りをくらった感じです。それでなくても、1回の貸付金額が少ないのに、金利の上限制限を掛けられては、最大手クラスでなければやっていけなくなるのは、歴然でした。

2月の株主優待株のOMCカード(8258)の株価は、今や、5分の1以下になり、株主優待も休止に追い込まれています。
私は、18%の上限金利には、違和感を持っています。トルコの政策金利は、17.5%です。トルコでは、上限金利の18%などありえない水準ですし、現在の日本の政策金利は、0.5%ですが、8%とかになった場合でも、上限金利は維持されるのでしょうか?
そうなれば、経営破たんする会社がたくさん出るので、上限金利は、引き上げられるのだと思います。
あくまで、金利がゼロであった時の18%であり、本来、契約というのは、双方の当事者の約束ですから、反社会的な行為でなければ、規制を掛けるべきではないのです。
それでは、上限金利が18%になって、おおいに助かった人がいるのでしょうか?
多重債務者は、浪費家が多いとのことですので、返済分が少なくなったら、それ以上に借りるだけのような気がします。
消費者金融会社やクレジットカード会社を系列化した大手の銀行は、今度は、多額の支援金を次ぎ込まなければいけなくなりました。
大幅なリストラで、職がなくなった人もたくさんおられるでしょう。
貸し出しの査定が厳しくなって、借り入れができなくなった人もたくさんおられるでしょう。
あれだけあった消費者金融の無人店舗や、有人店舗は、見かけなくなりました。大家さんは、テナントの獲得に苦労されているでしょう。
持ち株の株価が下がって嘆いておられる投資家も多いでしょう。
そんなことを考えていると、良かれと思ってやったことが、影響した人々全体を見てみると、本当に役に立っているのか?と疑われるような気がします。
助かった人と、ダメージを受けた人とが、アンバランスであるような気がするのは、私だけでしょうか?
作っておいておいて損はない!お得なクレジットカード | |
| 楽天を利用される方には、特におすすめです。買物をすると1%分を楽天スーパーPでもらえます。楽天市場でカードを使ってお買物をすると さらにもう1%(計2%分)がもらえるのでお得度満点の年会費無料カードです。 | |


