私は、このMSCBは、いんちき新株予約権だと思っています。そして、金融庁は、このシステムを止めさせなければ、安心して株式投資が出来なくなるような悪いシステムだと思うので、早急に手を打つべきだと思います。
そもそも、行使価額修正条項付き新株予約権とは、何かということですが、簡単に言うと、転換価格を時価に合わせて変更できる転換社債のようなもの(実際には、新株予約権)です。マルシェの場合には、転換できる価格(2ヶ月以降)が、時価の9割で設定されます。確実に時価より安く引き受けられるので、引き受け側としては、安くなるのを待てば、もらえる株数が多くなるということです。マルシェ側としては、確実に時価より安く引き受け額が決まるので、確実に株式に転換できる=資本に組み入れできるということです。
謳い文句は、株価が上昇した時には、通常の固定価格の新株予約権の場合よりは、株式の希薄化が薄れるということですが、この新株予約権を発行して、株価が上昇することは、はっきり言ってあり得ないことで、それ以上に、株価が安くなれば転換される株数が増えるので、株価を下げる方向へ誘導されて、既存の株主の権利がどんどん薄れていくというものです。
経営者としては、株価を維持しなくても、時価に連動した株価で、株への転換が行われるので、株価が下落して株式に転換できないという心配をせずに、確実に資金調達が出来るということですが、楽して資金を得ようとする安易な経営になりがちで、最大の被害者は、既存の株主になります。
ジェイブリッジ(9318)、ダイナシティ(8901)、ビケンテクノ(9791)のようなMSCB発行銘柄の株価は、一方的に下げ続けていることからもわかります。
私は、金融庁は、早くMSCBの発行を禁止するようにしてもらいたいと思っています。そうでないと、経営者が安易にMSCBを発行し始めたら、長期投資なんて安心して出来なくなってしまうからです。
さて、今日は、日本電子材料(6855)が、昨日の予感の通り、指値に引っ掛かりました。1002円での約定です。この株は、先週金曜日の大暴落の時には、下げなくて、底は固いのかと思っていましたが、昨日、急落して指値に近づいていたので、どうかな?と思っていました。
先日のブログでも書きましたが、日本電子材料は、半導体検査用品のプローブカードの生産で、日本のシェアは、No1、世界でもNo2という、ニッチな分野でのNo1企業で、私の好みのタイプの企業なので、ご縁があれば欲しいなと思っていたので、うれしいです。こちらは、長期保有で、どう成長して行くか見守りたいと思っています。
また、吉野家D&C(9861)も、もうそろそろ落ち着いてきたかな?と思い192000円で買いました。こちらは、権利を取ったら売ろうと思っているので、あと1週間ですのでがんばってもらいたいと思っています。
経験上、吉野家は、8月はうまく権利が取れることが多いような気がしますが、今回はどうでしょう?
今日の日経平均は、小幅続伸でしたが、持ち株は、上がっているものが多く、昨日並みのリカバリーをしています。昨日、他の株が大きく上げているのに下げた日信工業(7230)は、さずがに今日は大きく反発して、3000円に戻ってきました。
足を引っ張っているのが、日本ライトン(2703)とマルシェ(7524)ですが、どちらも優待が変わらない限り売る気はないので、お塩コースです。
今回の世界株安で、先進国の中で一番凹んだ東京市場ですが、9月末までには、少し元気になってもらいたいものです。
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