昨日を持って、
楽天フリマが終了して、楽天オークションへ一本化されました。(但し、今朝の時点では、サイト自体は、まだ閉鎖されていないようです。)
この楽天オークション、既存のユーザーからは、
かなりの不評のようです。もしかすると、多くのユーザーが逃げていって、
楽天本体の経営に影響する大きな賭けになるではないかと私は思っています。
楽天の狙いは、誰でも安心してオークションに参加できるシステムで、
あんしんオークションをキャッチフレーズにして、取引相手との、個人情報等の非公開化をしたことが大きな特徴です。しかし、理想を追いすぎてシステムが複雑になり、私が、実際に利用しよう思ってシステムに入りましたが、いくらで買えるのか、最後になるまでわからないので、手も出せません。明らかに、アマゾンやヤフーと比べると複雑、かつ、システムの説明不足で、とても初心者向きとは言えません。
また、あんしんを買うために、銀行振込み手数料、クレジットカード決済手数料や配送料の
コストが高くなっており、利用者の賛同を得られるか疑問に思っています。
詳しくは、「続きを読む」の方にありますが、同様のシステムは、ヤフーかんたん決済もありますが、ヤフーは選択制にしています。楽天は、この方法に一本化しました。私は、ヤフーオークションも利用していますが、かんたん決済は使ったことがありません。やはり、そのコストがバカにならないからです。クレジットカード決済を選ぶと約5%の決済手数料が要りますし、銀行手数料も、イーバンクやりそな銀行、新生銀行を使えば、タダ又は安く振込みできます。出品者はもともと、口座の情報が相手に公開されるのは、百も承知ですので、落札者の判断で、個人情報の保護を取るか、安さを取るか選択できるよう、購入者の自由度があって良いと思います。
それを一本化する必要があったのだろうかと思います。楽天フリマのシステムを残しておいても良かったのではないかと思うのです。どちらを選ぶかは、購入者が決めればいいことです。
ネットで売買している人は、ある程度のリスクを負ってやっていることは、理解していると思います。私の両親のように、ほんの少しでもネット取引に疑念を持っている人は、どんなに親切なシステムを作っても利用しないと思います。
楽天カードでの事業で、多額の損失を出した上に、これで失敗すると、来期あたりは、やばくなって、楽天イーグルズも・・・・・とこんなことが、見えてくるような気がしています。
田沼意次の時代ではありませんが、「
清水、魚住まず」ということも事実です。吉と出るのか、凶と出るのか、注目です。
さて、既存ユーザーの不評の原因は、振込み手数料と配送料、配送業者だと思われます。
まず、ネットユーザーの多くは、イーバンクに口座を持っていて、イーバンク同士の口座間、振込み手数料無料を使っているでしょう。
楽天オークションでは、買い手は、三井住友銀行の楽天口座へ代金を振込み、又は、クレジットカードで決済し、売り手は、三井住友銀行から代金が、振込まれるのですが、買い手は、楽天の口座への振込み手数料、又は、クレジットカード決済手数料が掛かりますし、売り手は、三井住友銀行以外の口座への振込みは、実費がかかります。
多くのブログで、楽天が三井住友銀行と組んで、バックマージンを取るのではないかと書かれていますが、当然取っているでしょう。そうでなければ、取引手数料を3.15%にできるわけがありません。
次に、配送方法ですが、郵政公社の利用のみに限り、しかも割高な方法で送らなければなりません。近くに郵便局のない人は困りますし、夜、コンビニから送ることもできないので、昼間勤めている人には、困ります。
また、安いものを落札した場合、品物よりも高い送料がかかることも考えられます。
例えば、テレフォンカード1枚を、普通郵便で送れば、80円ですが、楽天オークションでは、送料が550円になります。買い手は、500円のテレフォンカードを350円で買って、80円の送料を払っても有利と思って購入することはできるでしょう。しかし、今回では、送料に550円も掛かるので、買うバカはいないはずです。
これは、ちょっと極端な例ですが、私は、楽天フリマ、ヤフーオークションで100回以上は取引していますが、事故は、全く起きていません。保障が付いていると言えども、保障を受けるには、手続きに時間と手間が必要で、簡単には保障額が受け取れるわけではなく、単に気休めに過ぎないことを知っている人は、保障など、不必要なことを充分承知しているはずです。その分、安い方がいいに決まっています。
お金を払ってでも、保障を付けたい人は、現状のシステムでも、付けられるので、選択制にしてもよいはずです。
これも、郵政公社との陰謀だとする意見が多いのですが、楽天は、ネットワークが一番広いエリアをカバーしているという点で、郵政公社を選んだのだと思います。確かに、窓口サービスは悪くても、郵便の事故は、他の方法に比べて大変少ないのが郵政公社です。
楽天オークションは、フリマの閉鎖の2週間前の11月12日から実施されていますが、私がいつも利用している分野では、ほとんど、フリマからオークションへの移設が出来ていません。すべての商品を再入力する必要もあり、大変な労力が必要になってきます。商品の数が、もとのフリマの状態へ戻るのには、相当な時間が掛かると思われます。
商品がなければ、人は寄ってきませんから、1時的に、ヤフーオークションは、会費無料で落札できるキャンペーンをしていることもあり、ヤフーオークションへ行くことが予想されます。
それでなくても、業績の下方修正を発表している楽天本体に影響が出るのではないかと心配しています。
三木谷社長は、長い目で見れば勝つと思って、大きな賭けに出たと思いますが、私は、「
清水、魚住まず」になるのではないかと思っています。
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