明星食品(2900)と共に、今週の事件でした。
2つの事件は、結果として、相反する方向へ行くようですが、投資ファンドによる仕掛けであることは、共通しています。
来週、再上場されるあおぞら銀行もそうですが、投資ファンドが、経営危機にある企業を餌にして、巨額の利益を得る構造に変わりはありません。しかしながら、経済が立ち直った今は、経営危機の企業が少なくなってきたので、まだ、経営危機まで達していない企業が狙われるようになってきたということだと思います。
新生銀行の時は、何千億円という税金を原資とするお金が、外資ファンドにいとも簡単に吸い上げられ、あおぞら銀行でも、サーベラスは、簡単に1000億円という利益を得ます。
村上ファンドもそうですが、投資ファンドは、利益を上げることだけを目的として存在するので、レックスの場合にも、いつか再上場して、利益をがっぽりいただいて、さようなら、という構図でしょう。
どうして、日本人は、こんなことを簡単に許してしまうのか、私は大変疑問に思っています。完全においしいところだけを、いとも簡単に食べていかれています。ハイリスク、ハイリターンなら、それは、リスクを取ったのだから仕方がないと思いますが、日本で失敗した例はありますか?まさしく、ノーリスク、ハイリターンなのです。
村上ファンドでも、大損をしたのは、最後まで、決断できなかったり、お人よしの日本のお金に余裕のある大企業や年金組合だけです。外資は、とっくにおさらばしています。
来週のあおぞら銀行の再上場のことですが、また外資にいい思いをさせることは、日本を甘く見られることだと思います。(すでに、お人よしの危機管理意識のない人たちと見ているでしょうが・・・)どうなるか、注目です。


